肌育コラム

COLUMN
2018.06.25NEW!

沖縄の秘密の若返り薬? 今注目の月桃(ゲットウ)とは?

近年注目されている「月桃(ゲットウ)」を使ったコスメや食品、興味はあるけどまだ取り入れたことのない方は注目! 「月桃(ゲットウ)」には肌や体にとってうれしい効果がたくさんある成分なんです。そこで今回は「月桃(ゲットウ)」にフォーカスを当て、その効果や活用方法を紹介します。

月桃(ゲットウ)ってなに?

月桃とは、ショウガ科ハナショウガ属の多年草植物で、台湾や南アジアなど熱帯・亜熱帯地方に自生しています。
日本では沖縄や九州、屋久島、種子島の野山で見ることができます。
名前の由来は、花のつぼみが桃のような形をしているから、台湾の現地名から、など諸説あるようです。

月桃の葉は長さ40~60cm、幅15cmほど、濃い緑色で光沢があり、長楕円で先端が尖り、下端は鞘となり茎を包んでいます。
初夏になるとかわいらしく可憐な白い花を咲かせ、提灯のように垂れ下がります。
7月頃には蘭のような黄色い花になり、秋のはじめには赤茶色の実をつけます。

沖縄では、「サンニン」、「シェルジンジャー」などと呼ばれ、月桃の葉に包んで蒸されたお餅(方言名:ムーチー)は、子どもの成長を祈願する伝統行事にも用いられ、神仏へのお供え物としても使われています。
独自の香りが特徴で、精油やコスメ、お茶、アイスクリームのフレーバーなど様々なものに使われています。

月桃の持つ効果とは?

古くから漢方などに使われてきた月桃の持つ美容健康効果について詳しく解説します。

・抗酸化力が高く、肌を若々しく保ちます
月桃には100g中1630mgものポリフェノールが含まれており、その量は赤ワインの約34倍、ブルーベリーの約6.7倍ともいわれています。
ポリフェノールには活性酸素を除去する働きがあり、エイジングケア効果を期待できる成分。
紫外線などの刺激から肌を守るために発生する活性酸素は、増えすぎてしまうと肌にとって必要な細胞も酸化させてしまいます。
細胞が酸化するとコラーゲンなどを硬くして、肌の弾力が低下し、シワやたるみなどの原因に。
そうならないために、ポリフェノールで活性酸素を除去することがエイジングケアでは必要となります。
ポリフェノールの一種であるフラボノイドにはビタミンCの吸収を助ける働きがあるため、若々しい肌を保ちやすくなります。

・血管の老化を防止し、肌のシミ・たるみを防ぐ
月桃には血管の老化を防止するというタイツー活性化物質が含まれています。タイツー活性化物質には、年齢とともに脆くなる血管壁を補強する作用があるため、血中の老廃物が染み出しにくくなり、結果的に肌のシミやたるみを防ぎます。実験では、月桃葉エキスを摂取することで肌のハリやキメ、保湿力の改善が認められています。

・抗菌・抗炎症作用で肌トラブルを予防
月桃は抗菌作用が高く、ニキビやあせも、かぶれの予防にも使用されています。
また、抗炎症作用もあるため、花粉症などのアレルギー症状やアトピーの症状を抑制する効果にも期待できます。
荒れやすい肌を落ち着かせ、肌トラブルを防ぎ、美肌を保ちやすくします。

抗菌・抗炎症作用で肌トラブルを予防

・天然精油の香りでリラックス&リフレッシュ
月桃の精油は微かに甘みのあるウッディでハーバルなスッキリ感のある、凛とした香りでリラックス・リフレッシュ効果があります。
産婦人科ではマッサージにも使われ、サイクルによって揺らぎやすい女性にとってうれしいアロマです。
美肌の大敵であるストレスは、自律神経のバランスやホルモンバランスの乱れを招き、肌の水分や油分のバランスも崩す原因になってしまいます。
月桃の精油の香りでストレスを軽減しながらケアをすることは、肌や体にとってもメリットがたくさんあると考えられます。

・高血圧予防にも
月桃に多く含まれるポリフェノールの抗酸化作用には、血液中の活性酸素を除去して血管を柔らかく保つことによる高血圧予防効果も期待できます。
月桃にはポリフェノールの一種であるケルセチンを多く含み、血中の脂肪の排出を促し、血液をサラサラにする効果があると言われています。
古くから血圧を下げる効能がある漢方薬として用いられてきました。

・ダイエット効果も
月桃に含まれているポリフェノールの一種であるタンニンは、脂肪の吸収を抑制する働きや、血流促進作用があるため、ダイエット効果にも期待ができます。
同様にポリフェノールの一種であるリノール酸には、脂肪を分解して燃焼させる働きがあります。

・咳止めにも使える!
月桃はショウガ科の植物で、ショウガと同じように、咳止めや喉の炎症を抑える効果にも期待できます。
月桃の葉に含まれる成分の、優れた殺菌消毒効果と、ポリフェノールによる抗酸化作用、抗炎症作用によって咳を抑えやすくなります。

月桃はどんなものに使われているの??

桃は、防菌・防カビに役立つ成分が含まれていることから、昔から沖縄では月桃の葉で餅を包んだ「ムーチー」に使用したり、種子を健胃整腸の漢方として用いたりされていました。
月桃の精油に関する研究では、食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌の抑制効果(石川県予防医学協会調べ)や、大腸菌O-157の殺菌効果(日本食品分析センター)、カビ・防菌効果(琉球大学工学部)があることが分かっています。

近年では、アロマや化粧品、健康食品、お茶、虫除けや消臭剤などさまざまなアイテムに活用され、注目を集めています。

まとめ

いかがでしたか? 月桃には肌や体にとってうれしい効果がたくさんあることがよくわかったかと思います。
最近では月桃を使ったコスメやハーブティーも話題に。まずは身近なコスメなどから、月桃のパワーを実感してみてはいかがでしょうか?

▲このページのTOPに戻る