肌育コラム

COLUMN
2019.02.28NEW!

美白化粧品を使ってもどんどん増える…
そのシミはストレスが原因かも

美白化粧品を使ってもどんどん増える… そのシミはストレスが原因かも

なんだか最近シミが増えたかも?紫外線対策もしっかりしているし、美白化粧品も使っているのに…。もっと、高価な化粧品に変えた方がいいのかな?

でも、ちょっと待って。そのシミ、原因はストレスかもしれません!

実は、シミができる原因の一つにストレスがあります。紫外線や肌の摩擦などの肌負担に気を付けてお手入れしているはずなのに、なぜシミができるのか紐解いてみましょう。 

ストレスでシミができる肌の仕組み

そもそも、シミはどうやってできるのでしょう?

皮膚は外側の表皮と、その奥にある真皮からできています。シミが発生するのは、表皮の部分。表皮の一番奥にある基底層にあるメラノサイトが深くかかわっています。

紫外線などの外的刺激を受けると肌の細胞核を守るため、メラノサイトの酵素が活発になりメラニンという色素が発生。基底層にある細胞が分裂を繰り返し、できた色素が肌表面に押し上げられ剥がれ落ちる、これがターンオーバーと呼ばれる肌の仕組みです。

20代の肌なら、約28日のサイクルで古い細胞とともに剥がれ落ちると言われています。

「さまざまな原因」でこのメラニンが過剰分泌されると、ターンオーバーのサイクルが乱れることに。押し上げられて剥がれ落ちるはずのメラニンがそのまま肌に留まってしまい、それがシミとなるのです。

この「さまざまな原因」というのがクセモノ。紫外線が主たる原因であることに変わりはないのですが、ストレスはシミをただ増やすだけではないく、“大量発生”させる要因なのです。

【おもなシミの原因】

・紫外線

・排気ガスなどの大気汚染

・加齢による抗酸化酵素の減少

・冷えなど代謝低下によるターンオーバーの乱れ

・ホルモンバランスの崩れ

・ストレス

人はストレスを感じると、活性酸素を発生させます。

活性酸素は、強い殺菌力で体内の細菌やウィルスを撃退する役目をする一方、増えすぎると正常な細胞も攻撃し酸化させてしまいます。さらに、肌の真皮層にある潤い成分コラーゲンやヒアルロン酸を変性、減少させ、ターンオーバーまで乱してしまう「老化の原因」と言われるほど強い作用があります。

実はそれと同時に、体内に2つのホルモンが大量発生しています。

一つ目が副腎皮質ホルモン。副腎とは、腎臓の上部に接する小さな臓器。その外側にある副腎皮質から発生するホルモンは、シミの原因になるメラノサイトをさらに刺激することがわかっています。

そして二つ目が、男性ホルモンです。ストレスを感じることで、男性ホルモンが大量に放出され、女性ホルモンが減少します。それにより、脳がメラニン色素を作るよう命令することがあり、さらにメラニンをため込む事態に。

活性酸素で弱ってターンオーバーが遅れがちの肌に、2つのホルモンによってメラニンが大量発生するというダブルパンチで、シミの原因がどんどん蓄積される事態に!

「UVケアをしても避けられないシミ」を大量発生させる原因はここにあるのです。

UVケアをしっかりしていても、ストレスをケアしなければシミは増えていく一方…。とはいえ、ストレスの原因になることは簡単になくせるものではないですし、そもそもそんな元気もないはず。
ストレスシミを防ぎ、心身ともに健康美を手に入れるには、どんな対策ができるでしょうか?

従来のUVケアや美白アイテムを使用するなどの対策をしているなら、ぜひ継続を! それにプラスして、ストレス対策と抗酸化対策を始めましょう。すぐできる4つの対策を紹介します。

【ストレスシミをケアする4つの習慣】

・睡眠の質を上げる

・食生活で内側からもケア

・お風呂はできるだけ湯船に浸かって

・すぐできる!簡単アロマでリラックス

【睡眠の質を上げる】

ストレスがたまると自律神経は行動派の「交感神経」が優位になります。そうすると睡眠の質が下がることに。肌は夜に修復、再生が行われるため、睡眠不足はターンオーバーのリズムを損なう可能性があります。

まずは、ぐっすり眠れるような環境作りを。寝る前の食事は早めに終わらせるか、軽めにすること。そして、朝はしっかり朝日を浴びて、夜に備えて「眠りホルモン」のセロトニンをしっかりと働かせるようにしましょう。寝だめは体のリズムを狂わせて疲れが取れにくくなるので、休日もいつもと同じ時間に起きるようにするのがポイントです。

【食生活で内側からもケア】

バランスの良い食生活を心がけ、なかでも抗酸化成分を多く含む食事などを積極的に摂るようにしましょう。特にストレスを感じている人はビタミンB群が不足しがち

「ストレス発散に…」と甘いものを食べると、糖分の分解にビタミンB群は消費されるので要注意です。また、抗酸化作用の高いβ-カロテンやビタミンE、ビタミンCやポリフェノールは強い味方を味方につけて。

食事にそこまで気を遣えない!というなら、おやつはナッツ類に、大豆製品を食べるように心がけるだけでも十分対策になります。

【お風呂はできるだけ湯船に浸かって】

忙しいとついシャワーで済ませがちですが、お風呂はできるだけ湯船に入るようにしましょう。ストレス過多で交感神経優位になると、血管収縮して血行が悪くなります。そのため、体温も下がって冷えを招いたり、代謝が落ちてターンオーバーをますます遅らせてしまうことに。

ぬるめのお湯にゆっくりつかれば、発汗効果で代謝もアップ! 冷え対策とリラックス効果も期待できます。入浴剤をいくつか用意して、その日の気分で選ぶのもいい気分転換になりそう。

【すぐできる!簡単アロマでリラックス】 

意外と効果が高いのが、香りの効果を活用すること。鼻からダイレクトに情報が伝わるため、好きな香りを嗅ぐリラックス効果は絶大です。

アロマオイルを灯したり、アロマオイルを炊くのもおすすめですが、疲れすぎて何かを用意するのも面倒ということも…。毎日使うスキンケアアイテムやハンドクリームを選ぶとき香りにもこだわれば、肌も心も潤して一石二鳥に!

天然由来のやさしい香りのものなら、よりリラックスできそうですね。

ノンストレスで生きるのは難しい昨今。

趣味に没頭したり、友達や家族や大切な人と笑って話して発散することで心を軽くしつつ、ストレスの影響で気づかないうちにダメージを受けている体のケアも、できることからゆっくり対策してみてくださいね。

肌の生まれ変わりは1カ月以上かかる長期戦ですが、心と体のストレスケアを続けることで、あなたの笑顔は今よりもっと明るく輝くことを願っています。

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