ポイント:
・全身保湿をすることで肌トラブルと回避
・たっぷりと時間をかけてていねいにケア
・生活習慣を見直して中から整える「美活」
50代になると肌状態の老化は本格化。急にシミが増えたり、肌がかさつくようになって「歳かしら・・・」なんて諦めていませんか?
50代は閉経へ向けて更年期の影響を大きく受ける年代です。ホルモンバランスの変化で皮脂分泌が減り、乾燥が加速してしまうのは仕方がないこと。足りないものは補ってあげればよいのです! 基本のスキンケアアイテムを今一度見直してみて。
ターンオーバーのサイクルも75日と長くなり、角質が厚くなり美容成分が肌の奥へ届きにくくなるのも乾燥の原因のひとつ。とはいえ、肌が弱っているので、ピーリングなど無理に角質除去をするのはお勧めできません。高級なアイテムを使うのもひとつですが、まずはじっくりと時間をかけてケアしてみましょう。化粧水や美容液を付けた後ハンドプレスで浸透を促したり、化粧水が入りにくいと感じたら導入美容液をプラスしてみて。手間をかけた分だけ肌は答えてくれるはず!
また、“内側から”のケアも同時に取り入れたい時期。年齢とともに体の不調もちらほら出てきているかもしれません。日頃から食生活の改善や睡眠などの生活環境を見直すなど、心身ともに健康を目指すことが美肌への近道。サプリメントは補助的に使うのが◎。
年齢とともにターンオーバーのサイクルが長くなると、ケアをしても効果を感じられないことがあるかもしれません。でも、そんなときこそ肌とじっくりと向き合って。お手入れを続けていけば、いくつになってもその年齢に合った美しさを備えることはできるもの。10年後、20年後もイキイキとした自分であるために、今の肌の声に耳を傾けてみましょう。